24時間WEB予約
LINE予約

歯科コラム

20代でインプラントをしても大丈夫?インプラントの適性年齢と注意点|伊丹・新伊丹駅の歯医者なら、つじの歯科医院

20代でインプラントをしても大丈夫?インプラントの適性年齢と注意点

20代でインプラントをしても大丈夫?インプラントの適性年齢と注意点

インプラントは、歯を失ってしまった場合に、人工の歯根を入れる治療法です。
仮に20代という若さで歯を失ってしまった場合にも、インプラント治療をすることは可能です。

20代でインプラントをした場合の注意点について詳しく解説していきます。

インプラントは何歳からできる?

インプラント治療は、20歳以上になってからが好ましいとされています。
明確に年齢が決められているわけではなく、骨の成長が完了してから行ったほうが良いとされています。

顎の骨の成長が完了しないうちに、インプラント治療をすると、施術部位の骨の成長を妨げてしまう可能性があるためです。

20歳以上であっても、骨の成長のスピードは個人差があるため、歯科医院で相談してから治療開始時期を決めていきます。

20代でインプラントをする場合に考慮すべき点

20代という若い年齢でもインプラントを行うことはできますが、インプラントがどういった治療なのかをしっかり理解して施術を受けることが大切です。
特に「インプラント治療費」「治療期間」「術後メンテナンスの必要性」をしっかり理解しておきましょう。

インプラント治療費

インプラント治療は、基本的に自費治療になります。
そのため必要な費用は高額で施術する歯科医院によっても異なりますが1本あたり30万円~40万円が相場となっています。

クレジットカード払いや、デンタルローン等を組める場合もあります。

支払いが大変にならないよう、しっかりと確認するようにしましょう。

※特殊なケースとして、先天的に多数の歯が欠損している場合や骨の形成以上などの場合は保険が適用となるケースもあります。

治療期間

インプラント治療は治療期間が長く、平均して3か月~6か月かかります

顎骨にインプラントを埋める手術自体は1回~2回ですが、インプラント体が骨としっかりくっつくのを待つ時間あるためです。

また、顎の骨の量が足りず、骨の量を増やす骨造成手術が必要な場合には、プラスして4~5か月の時間がかかります。

術後メンテナンスの必要性

インプラントは、入れたらそれで終わりではありません。
長く使い続けるためにはメンテナンスが必要不可欠です

インプラントは人工の歯ですが、汚れがついたまま放置するなど、しっかりケアができていないと「インプラント周囲炎」になる恐れがあります。

インプラント治療後も、しっかりと定期的に歯科医院に通院できるかどうか、というのも治療を行うか決めるポイントになります。

インプラント周囲炎とは

インプラント周囲炎は、歯周病菌の感染によりインプラント周囲の歯ぐきや骨が炎症を起こした状態になることです。
天然の歯でいうところの歯周病です。

進行すると、インプラントを抜去する必要が出てきたり、自然に抜けてしまうことがあります。
通常の歯周病と比べて、インプラントは人工歯根であるため抵抗力が弱く、インプラント周囲炎になると進行が早いという問題があります。

インプラント周囲炎にならないよう、定期的に歯科医院でインプラント周囲の歯石やプラークを除去し、丁寧にケア続けていくことが必要です

20代でインプラントをするメリット

20代でインプラントをするメリット
若い20代でインプラント治療をするとメリットがあります。
20代だからこそ、早めにインプラント治療を選択するのも一つの方法かもしれません。

3つのメリットを詳しく解説します。

他の健康な歯を守ることができる

歯を失ってしまった場合の治療法として、インプラント以外に「ブリッジ」や「部分入れ歯」を入れる治療があります。

ブリッジとは、失った歯の隣の歯を削って土台にして、橋渡しをするような形で長い被せ物を入れる治療です。
失った歯の部分にはダミーの歯になるので、歯がある時と同じように噛むことができます。
しかし、支えとなる歯が健康であっても削らなくてはならず、2本に3本分の負担がかかることから、自分の歯の寿命を短くしてしまう可能性があります。

一方、取り外し式の部分入れ歯の場合は、隣の歯に入れ歯の支えとなるバネを引っ掛けて使用するため、こちらも自分の歯に負担がかかってしまいます。

インプラントの場合は、単独で顎骨に埋め込むため、周囲の歯に負担がかかりません
結果的に他の周囲の健康な歯を守ることになります。

自然な見た目の口元になる

歯を失って、「ブリッジ」や「部分入れ歯」を入れる場合、保険適用内の場合は、金属を使うため、場所によっては見た目が悪くなってしまうことがあります。

20代の見た目が気になる年齢で、口元に金属が見えてしまうのは、コンプレックスになってしまうことがあります。
心理的な負担を考えると、見た目の良いインプラントは、周囲に気づかれることなく安心して過ごすことができるでしょう。

手術や感染症のリスクが少ない

20代は身体が健康で元気がある場合が多く、持病がある場合と比べて、手術自体のリスクや感染症のリスクが少なくなります

高齢の場合と比べて免疫力も高く、傷の治りも良いので、インプラント治療後の回復早いでしょう。

まとめ

インプラント治療は、20代からでも施術を受けることができます。ただし、骨の成長が終わっていることが条件になります。

インプラントは自費治療のため高額になりますが、20代の若いうちからインプラント治療を受けることにより、周囲の健康な歯を守るなど、長い期間メリットを受けられることも事実です。
歯の1本とはいえ、自分の体の一部のことですから、メリットやデメリットをよく考えた上で、治療の選択をしていきましょう。

伊丹で歯医者をお探しの際は、是非つじの歯科医院へお越しください

ご予約はこちらから

072-775-3718

この記事の監修者

院長 辻野 博大(つじの ひろた)

歯科医師 辻野 博大

つじの歯科医院 院長

つじの歯科医院は父が伊丹市南本町に開業してから40年になります。
患者様の利益を最優先に考え、笑顔で健康な生活が送れるように質の高い治療を提供していきます。