24時間WEB予約
LINE予約

歯科コラム

ジルコニアの値段の相場はどのくらい?ジルコニアの特徴と費用について解説!|伊丹・新伊丹駅の歯医者なら、つじの歯科医院

ジルコニアの値段の相場はどのくらい?ジルコニアの特徴と費用について解説!

ジルコニアの値段の相場はどのくらい?ジルコニアの特徴と費用について解説!|伊丹の歯医者つじの歯科医院

ジルコニアは、審美歯科治療で歯科治療の被せ物や詰め物で使われている材料です
ジルコニアを使った治療は、近年特に施術を希望する方が増えています。
今回は、ジルコニアの値段の相場や特徴について、詳しく解説していきます。

ジルコニアの特徴

ジルコニアは、二酸化ジルコニウムのことで、人工ダイヤモンドとも言われるほど非常に強度の高い素材です。
セラミックの一種であり、セラミックと同様に審美性も兼ね備えています。
耐久性・審美性・機能性に優れた材料だといえます。
しかし、どんなものでもそうであるように、メリットとデメリットがあります。ジルコニアのメリットとデメリットは次のとおりです。

ジルコニアのメリット

強度に優れている

ジルコニアは強度に優れているため、力のかかる奥歯に使用しても割れてしまうリスクが少ないです。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方にもおすすめです。

審美性が高い

ジルコニアはセラミックの一種で審美性が高い素材です。歯科治療で見た目をよくしたい場合に利用できます。

経年劣化しにくい

保険適応の金属は、経年劣化するため、金属に歪みなどが生じますが、ジルコニアにはそれがありません。隙間が出来にくく、二次的に虫歯になるリスクを減らすことができます。
また劣化による変色もありません。

金属を全く使用していない

ジルコニアは金属を全く使用していないため、金属アレルギーの心配がありません。
保険の金属で起こる、金属イオンの溶出による、歯ぐきの黒ずみの心配もありません。

ジルコニアのデメリット

自費治療になる

ジルコニアは、保険が適用されないため自費診療になります。通常の保険診療と比較して高額になります。

オールセラミックに比べると審美性にやや劣る

ジルコニアは審美性の高い材料ですが、オールセラミックと比較すると、透明感を出しにくく、審美性に劣ります。

硬い素材のため噛み合う歯がすり減ってしまうことがある

お口の状態によっては、噛み合う歯がすり減りやすいことがあります。反対側の歯を傷めることのないようにジルコニアが適しているかどうかを、見極める必要があります。

絶対に割れたり欠けたりしないことはない

ジルコニアは非常に強度のある材料ですが、絶対に割れたり欠けたりしないという補償はありません。急激に強い力が加わったり、持続的に強い力が加わると、破損してしまうこともあります。

ジルコニアの種類と値段の相場

ジルコニアの種類と値段の相場
ジルコニアを使った治療は、自費治療になります。自費治療の場合、歯科医院ごとに金額を設定できますので、治療する歯科医院によって金額は異なります。
ここではジルコニアの種類とその値段の相場について解説します。

ジルコニアの被せ物

歯全体に被せ物をするクラウンというタイプのものです。
被せ物は、ジルコニアのみで作られた「フルジルコニア」と、ジルコニアとセラミックを合わせた「ジルコニアセラミック」があります。

フルジルコニア

ジルコニアのみで作られた被せ物です。
ここまで紹介したように、審美性・耐久性・機能性を兼ね備えたものです。
値段の相場は10万円〜20万円です。

ジルコニアセラミック

被せ物の内側は強度のあるジルコニア、外側はジルコニアよりも審美性の高いセラミックで作られた被せ物です。
全てジルコニアで作られたものよりは強度は弱くなりますが、見た目が美しくなります。
値段の相場は10万円〜20万円です。

ジルコニアの詰め物

歯の一部分に詰め物をするタイプのものでインレーと言われます。詰め物は1種類でフルジルコニアインレーのみです。

フルジルコニアインレー

ジルコニアのみで作られた詰め物です。
詰め物の場合は、セラミックのみと割れやすいことがありますが、ジルコニアは強度が高いので適しています。
値段の相場は5万円〜10万円程度です。

部位によって値段は変わるのか

ジルコニアは、特に被せ物の場合、部位によって値段が変わることがあります。
多い例としては、奥歯より前歯が高くなります。理由は、より見た目を美しくするために、色味調整して美しいグラデーションにします。レイヤニングという処理になります。
価格設定は、歯科医院ごとに決められるので、あらかじめ確認が必要です。

ジルコニアと保険適用の治療で迷ったら?

ここまでジルコニアのメリットやデメリット、費用の相場を解説していきました。
ジルコニアは優れた材料ですが、自費診療のため費用が高くなります。
保険適用で白いものを入れるには、CAD/CAM冠を入れる方法があります

CAD/CAM冠の特徴

保険適用のものではCAD/CAM冠という、ハイブリッドセラミックを使用したものがあります。
セラミックとプラスチックを合わせた素材で、CAD/CAMというコンピューターシステムを使って、削り出して作ります。近年、保険が適用になりました。

CAD/CAM冠は、白い素材にはなりますが、ジルコニアのように色調を細かく選ぶことができません。いくつかの中から選ぶ形になります。
プラスチックのイメージでわかるように、強度は弱く、経年劣化による変色や変形があります。
保険適用の3割負担で6000円〜10000円前後になることが多いです。

審美性・耐久性・機能性の面で、ジルコニアに劣りますが、安価で白い被せ物を入れることができます。

伊丹で歯医者をお探しの際は、是非つじの歯科医院へお越しください

ご予約はこちらから

072-775-3718

この記事の監修者

院長 辻野 博大(つじの ひろた)

歯科医師 辻野 博大

つじの歯科医院 院長

つじの歯科医院は父が伊丹市南本町に開業してから40年になります。
患者様の利益を最優先に考え、笑顔で健康な生活が送れるように質の高い治療を提供していきます。