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歯科コラム

妊娠中の歯科健診はいつまで大丈夫?知っておきたい妊婦の歯科健診|伊丹・新伊丹駅の歯医者なら、つじの歯科医院

妊娠中の歯科健診はいつまで大丈夫?知っておきたい妊婦の歯科健診

妊娠中の歯科健診はいつまで大丈夫?知っておきたい妊婦の歯科健診

妊娠中は、身体に様々な変化があるように、お口の中もホルモンのバランスの影響で変化があります。
虫歯や歯周病になりやすい環境になるため注意が必要です。
妊娠中に虫歯や歯周病が悪化しないように、また出産間近に痛みなどが起こらないように、歯科検診を受けておくのがおすすめです。
今回は、妊娠中の歯科検診はいつまでに受けたらいいのかなど、妊娠期の歯科検診について知っておきたい情報をお伝えしていきます。

妊娠中の歯科検診は安定期がおすすめ

厳密には、いつまでという決まりはありません。
いつでも受けることはできますが、安定期である「妊娠5か月~8か月」の時期がおすすめです。
妊娠4か月前までの間はつわりがあるなどして体調が安定していませんし、妊娠後期はお腹が大きくなり姿勢の維持が難しくなります。
歯科検診は診療台に仰向けになる必要があったり、お口の中に歯科器具を入れるなど、不快を感じやすい状態になりますので、妊娠初期や後期は避けたいところです。
また身体の不調が少ない時期の方がリラックスして検診を受けることができます。

もし歯科検診で虫歯や歯周病が見つかった場合でも、安定期であれば無理なく治療を受けることもできるのも良いでしょう。

自治体の受診券を利用する

自治体によっては、妊娠中に歯科検診を無料、もしくは少ない自己負担費用で受けられるよう「妊婦歯科検診受診券」を配布しています。
産科を受診する時に利用できる受診券と一緒に発行してもらえることが多いのでお住まいの自治体に確認してみましょう。

伊丹市にお住まいの方は、当院で妊婦歯科健診をお受けいただけます。

市からの助成がございますので、かかる費用は500円です。

お電話(072-775-3718)にて3日前までにご予約ください。

詳細は下記ページよりご確認ください。
伊丹市『市民総合歯科健診 』は500円でお受けいただけます >>

妊娠中に安心して歯科検診を受けるためにできること

妊娠中に安心して歯科検診を受けるためにできること
妊娠中はとてもデリケートな時期です。
特に初めての妊娠の場合などは、様々なことを不安に感じるでしょう。
安心して歯科検診を受診できるよう、次のことに注意しましょう。

予約の際に妊娠中であることを伝える

歯科検診を受ける場合には、基本的に予約が必要です。
予約をする段階で、妊娠中であることを伝えるようにしましょう。
歯科医院は妊婦さんの歯科検診に慣れていますが、あらかじめ把握しておいてもらうことで、より安心できます。
受診に関して不安がある場合には、予約の段階で聞いておき、不安を解消しておけると良いでしょう。

母子手帳を持参する

母子手帳には、通院している産科の情報や、母体の情報などが書かれています。
持参すれば、何かあった時にすぐに連絡ができますし、歯科医院で具合が悪くなった時などに対応しやすくなります。
また、歯科検診の受診結果を記入するページもありますので、持参するようにしましょう。

辛いときにはすぐに伝える

姿勢が辛い、気分が悪い、口の中の不快感が強いなど、辛さを感じた場合には、すぐに歯科医師やスタッフに伝えるようにしましょう。
姿勢が辛いときは、倒す角度を変えたり、クッションをはさむと楽になることがあります。
また不快感については、中断してお水を飲むだけでも楽になることがあります。
あまり辛い場合には、無理せずに日を改めることも必要です。
遠慮せずに必ず伝えるようにしましょう。

妊娠中のお口の変化

妊娠中は、お口の中の環境が大きく変わります。
虫歯や歯周病に罹患しやすくなるため、妊娠をきっかけに歯がボロボロになってしまう人も多いのが現状です。
妊娠中に歯がボロボロになってしまうのは、決してお腹の赤ちゃんに栄養を取られているわけではありません。
お口の中の環境に変化によるものです。
出産後は、次第に通常時のようにお口の環境は戻っていきますが、妊娠中の虫歯や歯周病がそのまま悪化してしまうこともあります。
そうならないように、しっかりと妊婦歯科検診を受けるようにしましょう。

出産後も受けたい歯科検診

妊娠8か月を過ぎても妊婦歯科検診に行けなかった場合には、出産後に改めて歯科検診を受けるのもよいでしょう。
ただし、出産後は想像以上に赤ちゃんのお世話に忙しくなります。
できるだけ妊娠中に一度は済ませておくようにしましょう

出産後、数ヶ月経ち少し落ち着いてきたら、妊娠中に一度受診をした方も歯科検診を受けるのがおすすめです。
出産すると、だんだんと自分のことが構えなくなってきてしまい、出産を機会に自分の歯科受診から遠のいてしまうことが多いです。
出産後も自分のお口の状況を早めに知り、必要であれば治療をすることで、これから生えてくる赤ちゃんの歯を守ることにもなります。

まとめ

妊婦歯科検診は、妊娠安定期にあたる5か月~8か月の時期に受けるのがおすすめです。
必ず8か月までということは無いので、安定期を過ぎてしまっても受診することは可能です。
安定期以外で受診をしたい日はできるだけ体調が良い日を選ぶようにしましょう。
妊娠中に歯科検診をきちんと受けることは、これから生まれてくる赤ちゃんの歯の健康を守ることにもつながります
生まれてきた赤ちゃんのお口の中は無菌状態ですが、生活をしていく中で、次第に家族間で感染していきます。
赤ちゃんのお父さんも治していない虫歯があったりすることの無いよう、歯科検診を受けておくのがおすすめです。

伊丹で歯医者をお探しの際は、是非つじの歯科医院へお越しください

ご予約はこちらから

072-775-3718

この記事の監修者

院長 辻野 博大(つじの ひろた)

歯科医師 辻野 博大

つじの歯科医院 院長

つじの歯科医院は父が伊丹市南本町に開業してから40年になります。
患者様の利益を最優先に考え、笑顔で健康な生活が送れるように質の高い治療を提供していきます。