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歯のホワイトニングは痛いの?痛みの原因と対策を解説!|伊丹・新伊丹駅の歯医者なら、つじの歯科医院

歯のホワイトニングは痛いの?痛みの原因と対策を解説!

歯のホワイトニングは痛いの?痛みの原因と対策を解説!

笑った時に白いきれいな歯が見えると印象が良いものです。歯のホワイトニングで白い歯を手に入れたいけれど、初めての歯のホワイトニングの場合には、不安を感じることもあるでしょう。

歯のホワイトニングを希望する方の不安の一つに「痛み」があげられます。

今回は、歯のホワイトニングに関する痛みの原因と対策について知り、安心して施術を受けられるようにしましょう。

ホワイトニングの種類と効果

ホワイトニングの痛みについて解説する前に、一般的に「歯のホワイトニング」と言われているものにはどのような種類があり、どのような薬剤が使われているのかを知っていきましょう。

ここで2種類の区別が必要です。
歯自体を漂白することができるのは、歯科医院で行う歯のホワイトニングです。

一方で歯の表面に付着した着色を除去し、歯を白くするホワイトニングは、エステのようなところでも施術を受けることができますし、自分で行うホワイトニング歯磨き粉なども販売されています。

歯科医院の歯のホワイトニング

歯科医院で行う歯のホワイトニングは「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類があります。それぞれについては次のとおりです。

オフィスホワイトニング 歯に薬剤を塗布し、光を照射して、歯を漂白するものです。1回の効果が高いのが特徴です。薬剤には、「30%〜40%の過酸化水素」が使用されます。
ホームホワイトニング 歯科医院で自分専用のマウスピースを作成後、自宅でマウスピースにホワイトニング剤を注入し、歯に装着し、歯を白くします。じっくり白くしていくので後戻りしにくいのが特徴です。
薬剤には、「過酸化尿素」が使用されます。国内で承認されているものでは10%程度のものが多いです。 海外製品では、濃度が20%程度のものあります。

着色を除去するホワイトニング

エステ等で行われるホワイトニングや、自分で行うセルフホワイトニングはこれにあたります。

歯自体を白くするという本来の意味でのホワイトニング成分は入っておらず、研磨剤成分や汚れを浮かす成分が配合されていることが多いです。

歯のホワイトニングは痛みがあるの?

歯のホワイトニングで痛みが生じる可能性があるのは、歯科医院で行う「オフィスホワイトイング」と自宅でマウスピースを装着して行う「ホームホワイトニング」です。

ホワイトニング剤の成分である「過酸化水素」「過酸化尿素」による刺激によって起こされる可能性があります。

歯のホワイトニングで痛みが出る割合

歯のホワイトニングで痛みが出る割合は、施術を受けた患者さんのおよそ2割程度と言われています。

痛みの感じ方は、人それぞれ違いますが「ズキンとする痛み」「キーンとしみるような痛み」「歯が痒いような感覚」などと感じる人がいるようです。

ただし、ズキズキと何もできないくらい痛むというような方は稀です。
痛みが出やすい場所、痛みが出る原因がありますので、あらかじめ対処することができます。

歯のホワイトニングの痛みの原因と対処法

歯のホワイトニングの痛みの原因と対処法
歯のホワイトニングで起こる痛みの多くは、ホワイトニング成分の刺激により、歯が知覚過敏のような症状を起こすためだと考えられています。

ですから次のような状態にある方は、痛みが出やすくなるため、あらかじめ対処できるものについては対処しておくことで、施術時の痛みを予防することができます。

虫歯がある

虫歯がある場合には、ホワイトニング薬剤による刺激が歯の神経に伝わりやすいので、痛みが出る可能性がかなり高くなります。

虫歯部分を一時的に保護してホワイトニングをすることもできますが、隙間から刺激が伝わればかなり強い痛みになる可能性があります。

虫歯治療を行なってからホワイトニングをやることをおすすめします。

もともと知覚過敏がある

もともと知覚過敏の傾向にある方は、痛みを感じやすくなります。
ホワイトニングを行うと、歯の表面にあるペリクルという皮膜が一時的になくなり、歯はより刺激を受けやすくなります。

施術前から知覚過敏の傾向が強い場合には、知覚過敏を抑える薬などで、症状が落ち着いてからホワイトニングをした方が安心です。

また知覚過敏がひどい部分を避けホワイトニングを行い、後程ホワイトニング後の色味に合わせた樹脂の詰め物を詰めるのも良いでしょう。

歯にヒビがある・歯が割れている

普段は気が付かなくても、よく歯を診てみると、小さなヒビが入っていたり、強い噛み合わせによって噛む面が割れたりしていることがあります。そのような場合は、そこから歯の神経に刺激が伝わりやすいため、痛みを起こしやすくなります。

ヒビや割れが目立たない位置にある場合には、保護剤で薬剤が触れないようにカバーをしてから施術を行うとよいでしょう。

自分では気が付かないことが多いので、ホワイトニング前の診察でよくチェックをしてもらうようにしましょう。
保護した部分は白くならないので、位置によっては、その部分だけ詰め物で白さを合わせるなどの対応をすることもできます。

ホワイトニング後に痛みが出てしまった場合

ホワイトニング後に痛みが出てしまった場合には、次の方法で乗り切りましょう。

  • 鎮痛剤を飲む
  • 熱いものや冷たいものなど刺激物を避ける

痛みの多くは施術後24時間程度で治ります。処方された鎮痛剤か、市販の鎮痛剤を飲むようにしましょう。
痛みが心配な場合には、施術後すぐに服用しておいても構いません。

また、極端に熱いものや冷たいものなど、刺激になるものは、痛みを引き起こす可能性があるので、24時間は避けるようにしましょう。

まとめ

痛みがあると思うと心配になるかもしれませんが、歯のホワイトニングで痛みが出るケースは2割程度です。
多くの方は、寝てしまうほどリラックスして受けられます。

痛みが心配な場合でも、あらかじめ痛みが出る可能性があるケースを知ることができるので、施術前の診察をしっかり受けて安心してホワイトニングを受けられるようにしましょう。

伊丹で歯医者をお探しの際は、是非つじの歯科医院へお越しください

ご予約はこちらから

072-775-3718

この記事の監修者

院長 辻野 博大(つじの ひろた)

歯科医師 辻野 博大

つじの歯科医院 院長

つじの歯科医院は父が伊丹市南本町に開業してから40年になります。
患者様の利益を最優先に考え、笑顔で健康な生活が送れるように質の高い治療を提供していきます。