24時間WEB予約
LINE予約

歯科コラム

ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!?ホワイトニングの真実を詳しく解説!|伊丹・新伊丹駅の歯医者なら、つじの歯科医院

ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!?ホワイトニングの真実を詳しく解説!

ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!?ホワイトニングの真実を詳しく解説!|つじの歯科医院(伊丹の歯医者)

「ホワイトニングをすると歯がもろくなる」と聞いたことがある方もいるかもしれません。
ホワイトニングをしたいとお考えの方にとっては、気になるところです。
実際、ホワイトニングをすると歯がもろくなることはあるのでしょうか?ホワイトニングの真実を詳しく解説していきます。

ホワイトニングで歯がもろくなるのか

結論から言って、歯科医院のホワイトニングで歯がもろくなることはありません
歯科医院のホワイトニングでは、薬剤を利用して歯を白くします。主な成分は過酸化水素です。この薬剤を使ってホワイトニングを行うと「歯がしみる」「ズキっと痛みを感じる」というような症状を感じることがあります。多くは一過性のものですが、このような症状が見られることから「歯がもろくなる」と感じることがあるようです。

実際は、適切な濃度で適切な管理の元、歯科医師・歯科衛生士が取り扱っているので、歯がもろくなる心配はありません。

ホワイトニングによって起こる歯や歯ぐきへの影響

ホワイトニングで歯自体がもろくなることはありませんが、歯がしみたり、一時的に痛みを感じるような症状が出ることがあります
具体的には次のような症状です。

知覚過敏

ホワイトニングを行うと、一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。冷たいものや熱いもの、甘いものがしみるといった症状です。
ホワイトニング後の知覚過敏は、多くは24時間以内に軽減されるので、それほど心配する必要はありません。
ただし、普段から知覚過敏の症状がある場合には、症状が悪化する可能性があるので注意が必要です。知覚過敏の治療をしてからホワイトニングを行うか、知覚過敏がある箇所を保護してからホワイトニングを行うのが良いでしょう。

また、虫歯がある状態でホワイトニングを行うと、痛みなどが出やすくなります。患部を保護してホワイトニングを行うか、治療をしてからホワイトニングを行うのが良いでしょう。

歯ぐきの灼熱感・痛み

ホワイトニングを行うと、歯ぐきの灼熱感や痛みを感じることがあります
通常、歯科医院でホワイトニングを行う場合には、歯ぐきを保護した上でホワイトニング薬剤を塗布していきますので、歯ぐきは守られます。
しかし、歯肉炎など何らかの影響で、歯ぐきが十分に保護できていないと火傷のようになってしまうことがあります。

また、自宅で使用するホームホワイトニングは、歯ぐきを保護せずに使用します。薬剤の量を間違えると、歯ぐきに薬剤が漏れて刺激になってしまうことがあるので注意が必要です。

歯ぐきの灼熱感や痛みを感じた場合でも、通常2〜3日で状態は改善していきますので、それほど心配する必要はありません。

自己流ホワイトニングの危険性について

自己流ホワイトニングの危険性について
ホワイトニングの費用を節約したいなどの理由で、自己流のホワイトニングを行ってしまう方がいます。自己流のホワイトニングは、歯を傷めてしまう可能性があります。

ネット上で誤ったホワイトニング方法が紹介されていることがあります。
歯をもろくしてしまう可能性があるので、絶対に行わないようにしましょう。

ネット上で紹介されているホワイトニング方法には次のようなものがあります。

  • アルミホイルや重曹を利用する方法
  • バナナの皮を利用する方法
  • メラミンスポンジを利用する方法

いずれも歯の表面の汚れを除去するもので、歯自体が白くなることはありませ。無理に汚れを除去することで、歯の表面を傷つけたり、傷めたりすることがあります。痛みなどの症状につながることもあるので注意が必要です。

海外輸入のホワイトニング薬剤の利用

海外製のホワイトニング薬剤を輸入して自己判断で使用するのも注意が必要です。
欧米では、歯の美意識が高いため、様々なホワイトニング製品が販売されています。ただし、これらは日本人には合わないものが多いです。
日本人は欧米人と比較して歯のエナメル質が薄いため、欧米人向けの高濃度のホワイトニング剤を利用すると、刺激が強すぎる可能性があります
海外輸入の製品を利用している歯科医院もありますが、歯科医師や歯科衛生士の適切な管理の元で使用しています。
自分で購入してホワイトングをするのはやめるようにしましょう。

まとめ

「ホワイトニングで歯がもろくなる」と噂されることがありますが、これは間違いです。
歯科医院で行っているホワイトニングで歯がもろくなることはありません
一時的に歯に痛みを感じたり、しみたりする場合がありますが、多くはすぐに治ります。普段から知覚過敏がある場合や、治していない虫歯がある場合には、痛みを感じたり、しみることがあるので、注意が必要です。

一方で、自己流のホワイトニング方法を行なったり、海外輸入のホワイトニング製品を自己判断で使うのは危険です。
歯をもろくしてしまう可能性があるので、やめるようにしましょう。

ホワイトニングを行う場合には、歯科医施術前に不安や疑問をしっかりと解消しておくのが良いでしょう
ホワイトニングの施術の流れや、効果の現れ方、痛みのリスク等を理解した上で施術を受けると安心です。

伊丹で歯医者をお探しの際は、是非つじの歯科医院へお越しください

ご予約はこちらから

072-775-3718

この記事の監修者

院長 辻野 博大(つじの ひろた)

歯科医師 辻野 博大

つじの歯科医院 院長

つじの歯科医院は父が伊丹市南本町に開業してから40年になります。
患者様の利益を最優先に考え、笑顔で健康な生活が送れるように質の高い治療を提供していきます。